えいがのはなし

映画に対する感想を自由にまとめたものなのでネタバレを含むレビューがほとんどです。未見の方は注意してください!

恋愛

恋人たちの予感

こんかいは軽く僕が好きな恋愛映画を紹介しようと思います。恋愛映画とひとくちに言っても様々あると思うのですが「恋人たちの予感」は〈男女の友情は成立するのか?〉という永遠の課題を扱った作品で、個人的にはとても興味深いアプローチです。ハリーは「…

世界から猫が消えたなら / じぶんの人生に必要なもの

「世界から猫が消えたなら」の主人公には名前がない。"ぼく"目線による人生の振り返りがこの作品の骨子になっている。もし1日だけ寿命が伸ばせる代わりに、じぶんの人生の大切なものが世界から消えてしまったら、その引き伸ばされた生に価値はあるのだろうか…

テラフォーマーズ / "虫ケラ"たちの戦い

試写会の評判が非常に悪く、特に極端な言説で有名な前田有一が酷評したことである種の炎上にまで発展した「テラフォーマーズ」。GW映画の強力ラインナップに埋もれてしまい、批評的にも興行的にも不満足な結果に終わってしまった。しかし言われるほど酷い映…

世界にひとつのプレイブック/少しイカれたきみが、なぜか希望の光。

「Silver Linings Playbook」という原題は少々理解するのが難しい。「Silver Lining」は直訳すると銀の裏地。どんな雲も後ろには太陽があるから縁は光り輝く。転じて、「逆境の中の希望の光」という意味になる。「Playbook」は山口百恵の歌ではなく、アメリ…

ちはやふる 下の句 / 千早の蒔いた種

下の句は上の句と完全に地続きの物語になっている。さいきんの邦画はやたらと前後編構成にして興行収入を稼ぐセコいスタイルが主流だ。そして時々失敗している。たとえば「進撃の巨人」は2部作構成にした結果、ただでさえ薄い内容が無に等しくなった。おか…

ちはやふる 上の句 / 仲間と共に戦うということ

ちはやふるの上の句と下の句を鑑賞。どちらも素晴らしい青春映画だった。2作は密接に繋がっているのでまとめて語りたいところではあるが、思いつくままに感想を書きたいので、あえてバラバラに記事を作る。したがって本稿では上の句について。次稿では下の…

好き好き大好き超愛してる。/ 純粋すぎる愛のはなし

ブログのタイトルに「えいがのはなし」と付けておいて映画以外の話をするのは自分でもどうかと思うけど、特に人に見せるつもりで書いてないので(もちろん見てもらえたら嬉しい)気にせず舞城王太郎作の純愛小説について感想をまとめたい。 思い返せばゼロ…