ファンタジー
(この記事はツイッターで書いた感想のまとめです) ジャンル横断的な作品なのでひと言では形容しがたいですね。混沌とした作品の中、あえて軸を探すとすれば「父の娘に対する愛情」と「信じる/信じないの境界線」の二つはブレなく最初から最後まで一貫して…
ハリウッド映画界きっての人気者、アーノルド•シュワルツェネッガー。オーストリアからボディビルダーとして渡米してきた経歴もつ彼の絵画の世界から飛び出してきたかのような迫力ある肉体とそれによって生み出される無敵の風貌は、強いヒーローを愛するアメ…
まず、これが1939年の映画ということに驚きである。当時としても珍しいフルカラーでの製作。原色を散りばめたカラフルな映像は刺激的で見ていて疲労するが、現実離れしたオズやエメラルドシティの世界観にピッタリだ。カラー撮影なので"黄色いレンガの…
「世界から猫が消えたなら」の主人公には名前がない。"ぼく"目線による人生の振り返りがこの作品の骨子になっている。もし1日だけ寿命が伸ばせる代わりに、じぶんの人生の大切なものが世界から消えてしまったら、その引き伸ばされた生に価値はあるのだろうか…
ブログのタイトルに「えいがのはなし」と付けておいて映画以外の話をするのは自分でもどうかと思うけど、特に人に見せるつもりで書いてないので(もちろん見てもらえたら嬉しい)気にせず舞城王太郎作の純愛小説について感想をまとめたい。 思い返せばゼロ…